東北大学 事業支援機構 総合技術部

安全・保守管理群 寒剤供給グループと施設総合管理グループ・ナノテラス支援チームでは、CEの管理や寒剤に関する情報を共有するためCE管理技術実地研修を開催しました。

新たに整備された3GeV 高輝度放射光施設（ナノテラス）には、学内では取り扱ったことのない寒剤関係設備が導入されており、仕組みや運用方法、安全性などについて積極的な質疑があり関心の高さが窺えました。また、取り扱いのある設備でも所属部局ごとに管理・運用方法などに違いがあり、仕組みや設計思想、合理性、安全性などを改めて考える機会となりました。

お互いの置かれている状況や設備の管理体制を共有できたことで、今後のグループ・チーム間のスムーズな連携やさらなる支援強化が期待できる研修となりました。

※CEとはCold Evaporatorの略で、液化窒素、液化酸素などを貯蔵する高圧ガス設備で、液体寒剤を直接汲み出したり、蒸発器を取り付ける事によりガスを取り出す機能を持ちます。最先端の研究開発を支える重要なインフラ設備です。

研修の様子