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男女共同参画部会では、2025年1月24日(金)にCFCスキル開発センターとの共催によりハラスメント研修を開催しました。タイトルは「大学におけるハラスメント問題の理解と予防」と題して、本学高度教養教育・学生支援機構 臨床教育開発室の池田忠義教授にご講演頂き、会場とオンライン併せて87名の本学技術職員が参加・聴講しました。また、CFCの地域連携活動の一環として東北地区国立大学法人等の3機関から9名の技術職員がオンラインで参加しました。
講師の池田先生には、多くの事例紹介とデータをもとに、大学で起こる様々なハラスメント問題(セクハラ、アカハラ、パワハラ等)について、大学という場の特性と結び付けながら詳しく解説して頂きました。また、ハラスメントをコミュニケーションの問題として捉え理解し、ハラスメントの防止には相互尊重の良好なコミュニケーションが有効とご教授頂きました。参加者は、ハラスメントを受けた時だけでなく様々な立場で関わった時の具体的な対応方法、予防策としてよい関係づくりのためのコミュニケーションの取り方、本学のハラスメントに関する規程とその背景にある法律、本学のハラスメント相談・対応の体制等、多くの有益な情報を得ることができ、ハラスメント問題への意識を高めた有意義な研修となりました。
タイトル:「大学におけるハラスメント問題の理解と予防」
概要:ハラスメントは、個人のみならず組織に大きな影響を与えるものであり、それゆえにその問題の理解と予防が組織・個人いずれにとっても重要である。大学におけるハラスメントは他の職場等と共通する面がある一方、大学という組織の性質を反映した特徴がある。それらを提示するとともに、ハラスメントに関する問題が生じた場合の対応やそこに至らないための予防の方策について紹介する。また、ハラスメントについて、「コミュニケーション」という視点から整理して紹介したい。
講 師:池田 忠義 教授
総長特別補佐(学生支援担当) 学生相談・特別支援センター長
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 臨床教育開発室
開催日時:2025年1月24日(金) 13:30~15:00
開催形式:対面およびオンライン (Zoom)
参加者数:96名(対面参加:20名、オンライン参加:76名)