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金属材料研究所 材料分析研究コアではマイクロ波分解装置を新規導入して、今年4月より依頼分析業務で運用しています。
マイクロ波分解装置は、試料の酸分解・溶液化を半自動的に行う前処理装置です。 マイクロ波を照射して密閉容器内で試料を高温・高圧下で分解するため、従来の加熱分解法より短時間で処理できます。 環境試料から金属・セラミックス材料など様々な試料に対応し、ICP-OESやICP-MSなどの微量・高感度分析用の前処理に最適です。 揮発性元素の損失を防ぎ、少量の試薬で効率的な分解が可能なため、分析の精度向上と環境負荷低減に貢献します。
材料分析研究コアでは学内のみならず、学術研究目的であれば学外・企業からの分析依頼もお受けしています。 是非依頼分析の利用をご検討ください。
機器名: | マイクロ波分解装置 |
メーカー(型式): | CEM (MARS6) |
設置場所: | 金属材料研究所 材料分析研究コア |
特長: | 12検体を同時処理可能、マイクロ波最高出力1800 W、処理最高温度280℃、酸蒸気センサーやドアロック等の各種安全機能 |
問い合わせ先:金属材料研究所 材料分析研究コア
担当:坂本/fuyuki.sakamoto.a8[at]tohoku.ac.jp /[at]は@に置き換えてください。