東北大学 事業支援機構 総合技術部

安全・保守管理群環境安全グループでは、毒物・劇物に該当する化学薬品の貯蔵・管理方法や、盗難・漏洩時の対応など基礎的な事故防止知識を習得することを目的に、化学物質管理チームと安全衛生管理チームの合同研修を開催しました。

関東化学株式会社のご協力のもと、同社制作の動画を視聴し、事前アンケートをもとに質疑応答を行いました。アンケートでは薬品の保管方法や盗難・紛失の早期把握方法についてなどの質問が寄せられ、当日も活発な意見交換が行われました。質疑応答後は、少人数の班に分かれ、指定された薬品の薬品庫を各班で意見交換しながら選択する演習を実施し、新たな知見を得るとともに事故防止への意識を高めました。また、防毒マスクや化学手袋、防護服などの保護具や漏洩対策用品の展示を行い、参加者が実際に手に取って確認することで、安全対策への理解と関心をさらに深めました。

本研修を通じ、化学薬品管理や安全対策などについて参加者が活発に情報共有や意見交換を行ったことで、化学薬品に関する新たな知見を得るとともに事故を未然に防ぐ意識をさらに高めることができました。

研修の様子